印刷フィルム挟み込みキーホルダーの主に素材、加工及び印刷方法に関する詳細となります。詳細な加工工程までご確認いただけます。商品選定及び印刷データ作成の際の参考にして下さい。

印刷メディア(素材)

PPメディア

弊社では「紙」ではなく「PP製」のフィルムを印刷素材として使用しています。万が一の濡れに対しても完全防備とまではいきませんが、高い耐久性を誇ります。大判のロールシートで丁付け状態で印刷を行います。両面カラー印刷となりますので、1つの商品に対して表裏2枚分の印刷を行うことになります。右の写真が実際の印刷メディアシートとなります。

カラー印刷

1つの商品につき、表と裏の2種の印刷を行います。印刷には大判出力可能な印刷機を用いてコスト削減に努めています。またインキも家庭用インクジェットとは異なるPP素材への出力可能なインキを使用しています。元データを可能な限り忠実に再現できるよう、データ出力はIllustratorから直接指示を送っています。

抜き加工

カッティングプロッタ

商品の形状へのカットにはトンボ読み取りが可能なカッティングプロッターを使用しています。プロッターが印刷時のトンボをセンサー読み取りし、データの指定通りにカットしていきます。印刷メディアの送りさえ順調に行けば、商品によりカット位置は通常大きく異なることはありません。ひとつひとつ目で見てパンチカットと違い安定した商品の製作が可能になります。また、カット後フィルムがバラバラにならないように弊社独自の生地のハーフカットを行っています。シール状に剥がせる状態で仕上がってきます。

挟み込み加工

形状に合わせて抜かれたPPシートを手作業でアクリル枠内に挟み込んで行きます。表裏を揃え位置を確認しながらの作業となります。ただ丸型の場合は、位置合わせが非常に難しく多少の回転ズレがあるのが実際です。

パーツ付けと包装

挟み込み、蓋をした後、ひとつひとつパーツ付を行なっていきます。金属パーツとなりますので、アクリルに傷がつかないようパーツ付後そのまま個別包装を行なっていきます。せっかくの商品も傷がついたら全て台無しなので、最も気を使う作業となります。適量PEの袋に入れれば、ダンボール箱に詰めて出荷準備が整います。

検品作業

検品は3回行われています。まずは印刷後シート状態で出力に間違いがないか、そしてカット後抜きズレが発生していないか、そしてパーツ付け包装時に最終検品となります。

 


  • 当サイトに掲載されているデータ(テキスト、画像等)について、 その全部または一部の無断複製、転載、転用、頒布等は堅く禁止させ
    ていただきます。