大量生産は価格的に有利な海外製を。
弊社では長年中国製ネックストラップを採用してきました。数千本からは価格的にかなり有利になります。数万本になると国産仕様と比べ半額以下になることも多々あります。予算重視の場合、弊社では迷わず海外製品をお薦めしています。
パーツに関して
KANARYサイトに掲載している商品は「日本製」になりますので、中国製とした場合は、パーツ形状その他様々な部分で仕様が異なりますが、長年の工場との取引により、ほぼ同機能のネックストラップの製作が可能になってきています。ただ、日本でのパテントが絡んだパーツ等は使用しておりません。
長さ調整パーツ | 安全パーツ |
素材(紐&テープ)
ポリエステル袋織り紐は日本製とほぼ同じものになりますが、テープは日本製が「ナイロン」であるのに対し、中国では「ポリエステル」のものを使用しています。ナイロン朱子織テープと比較すると、少しソフトな風合いです。色目は日本製と比べロット差によるブレが多少大きいような気がします。
金属なしのネックストラップ | 二重リング・脱着松葉・アミナスカン |
シルク印刷
日本製の場合、価格重視であれば、エンドレス印刷プリントを行いますが、中国ではロール状での印刷を原則行っていないため、全て位置指定印刷になります。また、2~3回分けて印刷する日本製とは異なり、一度に印刷を行いますので、印刷回数やリピート間隔等の縛りは一切ございません。 なお、転写印刷は中国製を利用しないことの方が多くなっています。
製作期間-納期
弊社で海外製をお受けする場合、最も難しいのが製作期間の設定です。工場は200人規模であるため、例えば数十万本のフィギュアストラップ等の製作が先に入ってしまうと、短納期対応が困難になってしまいます。また、やはり海外ですので、AIR便のオーバーフローの問題、輸出の際の通関、そして輸入の際の通関(弊社の場合、関西国際空港)等で貨物が遅れる場合等もありますので、納期だけは可能な限り多めに取っていただく必要があります。
参考価格
中国製ネックストラップは都度お見積もりを必ず行います。パーツ構成による差異、為替相場の影響もありますが、中国の物価の変動がかなり激しく、1年前(2010年)と比べても単価ベースで15%程度アップしてきたように思います。また、工場の状況により価格もかなり変えてくるのが中国製の特徴でもあります。下記はあくまで参考程度で、あまり当てになりませんが。。。
数量 | 3,000本 | 5,000本 | 10,000本 | 30,000本 |
ネックストラップ単価 | 100円~ | 90円~ | 70円~ | 60円~ |